鴨川吹奏楽団 職名と仕事

職 名 役 割
音楽監督 本楽団の音楽に関する総監督です。
同時に運営にも参与します。
音楽監督は、長期的な視野で楽団の演奏水準を向上
を目指し、サウンド作り、レパートリーの充実など音楽上
最も重要な役割を担当します。
楽団の「音を作る」のが音楽監督の役割です。
音楽監督と同時に、首席指揮者(常任指揮者)を担当
する場合も多いようです。
楽団長 楽団の代表、最高責任者として、本楽団全体を統括します。
指揮者 演奏会およびその練習における、音楽上の責任者
です。音楽監督の方針を取り入れるのか、または
新しいサウンドを目指すのかなどは、演奏会の趣旨や
担当する指揮者の方針によっても違ってきます。
指揮者と楽団の関係によっては、選曲に参与したり
もしくは直接担当したりする場合もあります。
副団長(総務担当) 楽団長不在時にその役割を代行します。
総務担当
主として、財務や備品、文書管理など、楽団の運営に
関する業務を主管します。
また、総会および運営会議の開催、報道機関対応、
広報等の委員会、オンライン情報の整備を担当します。
副団長(調整役) 楽団長不在時にその役割を代行します。
調整役
主として、運営関係会議の開催、意見調整、演奏会
企画運営、渉外、広報関係業務を主管します。
また音楽監督、指揮者等との意見調整、定期演奏会、
コンクール、改善提言、その他の調整事項を担当します。
コンサートマスター 指揮者と楽団の橋渡しを担当します。
演奏会ごとに変わる場合も多いのですが、本楽団で
は常任として、音楽監督、指揮者に協力する役割を
担います。

具体的には・・・
指揮者が「ここはレモンをナイフでスパッと切ったような
音を出してくれ。今のじゃ乾いてしまっている」というような
イメージを伝えた場合、コンサートマスターが「息を早く
吹き込もう」とか、「息をためないで一気に出してみよう」
とか技術的な言葉に置き換えたり、言葉にしなくても実際
に演奏して見せたりして、指揮者が作りたいと思っている
音の方向性を示します。

練習、演奏会でチューニングに必要となる基準音を提供し
楽団全体の音程や音色をあわせていくのもコンサートマス
ターの役割です。

また演奏会において、必要なアインザッツを出したり
指揮者のミス(!)のカバーをすることもあります。
指揮者のいない演奏会では、演奏しながら楽団の指
揮をする場合もあります。

そして、アンコールの際の着席合図、退場開始の合図
など、楽団員の動きも指示します。

それ以外にもプレイヤーの意見調整や、意思統一
演奏のための準備など、その役割は多岐に渡ります。
インスペクター 選曲作業や練習スケジュールを管理します。
また、演奏に必要となる事務的な業務を担当します。
指揮者との日程調整、演奏会および練習に参加する
プレイヤーの把握をします。
月間予定や、演奏会日程などのスケジュールを調整
し、円滑に演奏活動ができるよう計らいます。
事務局長 楽団運営に関する会計業務、資産管理、楽団事務を主幹します。
楽器の保全、運搬、貸し出し、借受、練習会場の確保
予算および決算の策定、年間活動計画の策定、総会、
運営会議、企画会議の実施、楽団員籍の管理、外部関係者、
演奏依頼、他団体等との渉外などを担当します。
バンドトレーナー 指揮者、コンサートマスターまたはインスペクターの指示を受
け、練習時の合奏を補助します。
セクションリーダー 木管、金管、打楽器の各セクションを担当し、演奏上
の技術的な問題解決に当ります。
事務局 会計係 予算案の立案、予算の執行管理、現金出納事務、活動費用の
徴収、決算資料作成および監査の補助を担当します。
パートリーダー 主に各パートの技術的な問題解決に当ります。
また、演奏会の選曲や、練習日程、練習内容など、
ミーティングを実施し、パートの方針を提示します。

1次的なソロ奏者選定や、パート編成を実施します。

パートメンバーの予定を把握し、インスペクターに連絡
します。

パートリーダーは運営上パートを統括しますが、
必ずしも首席奏者であるとは限りません、その場合の
奏法指示やパート練習は、パートの実情に合わせて
行います。
事務局 事務係 電報・花束の手配、事務局書類、様式用紙の管理、
練習、演奏会日程の連絡周知、楽団に関する庶務、
各種会議開催計画への参画、総会、会議資料取りまとめ、
総会、会議の運営を行います。
また、楽団員籍管理、連絡網、名簿管理を担当します。
事務局 広報係 楽団員募集、演奏会の開催など、インターネット、新聞、雑誌など
メディアを通じて楽団の活動に関する広報を担当します。
また、演奏会のポスター、チラシの作成も担当します。
事務局 管理係 楽団の資産管理を担当します。
楽器、機材購入計画への参画、楽団保有楽器、収納設備、
機器、機材、譜面挿し、譜面台の保守管理を行います。
また、備品台帳の作成と保管、楽器、機材持ち出しの際の
チェック等を行います。
管理局 ライブラリー 主として楽譜の管理を担当します。
楽譜の購入計画への参画、楽譜購入、楽譜保管、貸し出し、
借受、合奏時の必要楽譜の準備を担当します。
楽譜台帳作成、音源台帳の作成、音源の保管、収集、貸し出し、
借受、演奏会記録映像、写真等の管理も行います。
監事 楽団の運営が正常に行われているかどうか監査します。
特に資金の使途や、不正流用などがおこなわれていないかを
調査し、総会に報告します。